スーパーの野菜売り場へ行くと、とりどりの夏野菜がお安く手に入る季節になりましたね。
トマトやキュウリなどは、最近では冬でも買うことができるのでありがたい限りですが、中にはこの季節でないとお目にかかれない、というものもたくさんありますよね。
そういう旬のものの中で、この季節はミョウガを見つけると嬉しくなります。
苦みがあるので、子どもの頃は少し苦手だったのですが、長じるにつれて、その苦みや香味がしみじみとおいしく感じられるようになりました。
まぁ、大人になるにつれて舌の感覚がにぶっていくそうなので、苦いのがだんだん平気になる、という話もあり、そのせいかもしれないのですが…。
好きなものが増える、というのは、単純に嬉しいことなのでよしとしましょう。
ミョウガは、スライスしてキュウリと一緒に塩もみにしたり、ナスと一緒に醤油で煮て素麺のかけつゆにしたり、というのも好きなのですが、ちょっとおしゃれにサラダにするのもよいものです。
レシピは以下の通り。
材料
- ミョウガ … 3個
- グレープフルーツ … 1/2個
- キュウリ … 1本
- パセリ … 1/2束
- 塩
- レモン汁
- オリーブ油(エクストラバージン推奨)
- あらびきコショウ
作り方
- ミョウガとキュウリは縦半分に切ってから斜め薄切りにします。
- ミョウガとキュウリに塩小さじ1/2をまぶしてしばらく置きます。
- グレープフルーツは身の部分を取り出して、果汁もとっておきます。
- パセリは葉の部分だけをちぎっておきます。
- ミョウガとキュウリの水気を切り、グレープフルーツを果汁ごと加え、パセリも入れて混ぜ合わせます。
- 味つけは、レモン汁で酸味を決めたら、塩で味を調整して、最後にオリーブ油を大さじ1くらいとあらびきコショウを小さじ半分くらい加えるといい感じで出来上がります。
苦いものを合わせたらおいしいかなーと思って作ってみたらなかなかいい感じにできた、というレシピです。
この分量で2~3人前くらいになります。
このサラダ、意外とパセリがあなどれないお味。
最初は他の料理に使うために買ったパセリが余ったから入れただけだったんですけれども、グレープフルーツのさわやかさのおかげなのか、無いとさびしく感じます。
タイトルがミョウガとグレフルのサラダなので、無くても大丈夫っちゃ大丈夫ですけどね。
刻んだ生ハムを入れてもおいしいです。
白ワインや、ベルジャンホワイト系の小麦を使ったビールにとてもよく合いますよ。